16日午後8時からの送り火が無事に終わると再び山は静けさを取り戻します。
しかし日付けがかわり翌17日になると未明より山はまた登山者で賑わいを見せます。
全員目的は大文字送り火の消し炭を拾うこと。
これを持って帰って半紙にくるみ玄関に置いておくと邪気が入ってこないと古くからの言い伝えがあるからです。
(つまり外から悪いもの 病気や泥棒が入ってこない!)
こういう私も午前4時半から登ってきました。

午前5時夜明け前の中心 (三画の交差するところ)



弘法大師さまをおまつりする大師堂

大の字のてっぺん

右はらいの部分


消し炭  

Posted by kyo-miti  at 19:15コメント(0)年中行事













以前このブログにワンコインランチやワンコイン駅弁が出ていたが、錦市場で買い物をして1人前500円以内の食事が出来るかトライしてみた。単品であれば500円で買えるものは結構あるが、食事というからには、ご飯、味噌汁、惣菜に野菜を添えた、いわゆる定食スタイルのものでありたい。また、食材は数量を多く購入すれば当然原価率は下がるが、あくまでも1人分のみの買い物で500円で納まり、値切り不可、家にあるもので使えるのは調味料と光熱費のみという(僕一人のみに課せられた)ルールを定めた。500円玉を握りしめて錦市場に行ったところ、次のような買い物で1人前の食事を作ることが出来た。錦市場は家から歩いて行けるので、交通費がかからないのも幸いだ。

●山久商店 バジル 80円 ●惣菜 井上 肉コロッケ30円×2=60円 ●蒲鉾 丸亀 ギョウザ天 シュウマイ天 各70円×2=140円 ●中央米穀 加ト吉 のびのび(コシヒカリから生まれた新品種)パックご飯 レンジで2分 120円 ●ドラッグセガミ 旭松 生みそずい白みそ 98円 計498円

いきなりネックとなったのが、ご飯、味噌汁を低コストで1人前で賄えるものか、また、野菜も値段が変わりやすいので、これら3点をクリアーしないと惣菜を買う金額が大きく制約される。ご飯はすぐパックご飯が見つかったが、味噌汁の仕入れに頭を痛めながら錦市場を西端まで歩いて来たところ、ドラッグセガミでインスタント味噌汁を見つけた。もしドラッグセガミが高倉通りからしか入れない構造だったら、この特別企画は成立しなかったことになる。これで先が見えてきたので、惣菜の購入に移って、先ず野菜。僕が探し出せた範囲では山久商店さんの店頭にあった80円のバジルが一番低コストの野菜だった。スパゲティ屋さんのパスタやサラダで注文したことはあっても、バジルなんか自分で買うのは初めてだ。お店のお兄さんはオリーブオイルなんかが合いますねと言ってくれたので、家にオリーブオイルがあることを思い出し、コスト面優先で迷わず購入。さあ、残る202円で惣菜は何が何点買えるか。惣菜一品では定食ふうの食事としては体裁良くない。で、買ったのは僕が以前(7月12日)このブログでチョコレートコロッケのことを書いた井上さんの肉コロッケ(1個30円!)2個と、丸亀さんのギョウザ天とシュウマイ天各1個。ゴボウ天や紅ショウガ天とかはよく聞くが、餃子と焼売が入っているのを見るのも初めてだ。

ワンコインで収まる買い物をして家に帰り、皿に盛り付ける。バジルを袋から開けるとあたり一面にいい香りが漂う。家の台所が、イタリアンレストランのキッチンになったような感じがする。揚げ物の惣菜ばかりではあるが、家の調味料は使用可だから、コロッケにケチャップ、ギョウザ天・シュウマイ天にマヨネーズを添えて、彩りに二分の一役ぐらい買った。こうやって書いてみると以外と簡単に買い物をしたように見えますが、自分で撒いたネタ、じゃなかったタネとは言え、結構苦労したのですよ。各店頭で時間をかけて検討していると、恐らく「いらっしゃい、何しましょ」なんて声が掛かるし、お店ごとの購入金額も恥ずかしい。なので各店舗の前を通りながら、チラッ、チラッと値札金額を確認し、錦市場を数回往ったり来たりしながら、500円以内で収まる計算をし、メニューを考え、お店の人に迷惑をかけないように決め打ちでサッと買い物をしたつもりです。
                                            サラリーマンNAO (号外15)  

Posted by kyo-miti  at 13:40コメント(0)グルメ