京都と京都に隣接している府県を同時に味わう、コジツケ創作思い付きコラボメニューその6。京都・福井編は、衣笠ソースカツ丼。
大阪で営業中に、二度づけお断り串カツの店の前を通って、京都で二度づけお断りを他の食材で出来ないかとふと思い、それから京都と各隣接府県の創作メニューを作ってきて、早くも今回の福井とのコラボメニューで最後となった。越境メニューをもう作れないことがどれぐらい惜しいものか自分で表現するのも難しいが、映画「大脱走」で、越境目前のスティーブ・マックイーンが国境の2つめの鉄条網をバイクで飛び越えられなかったぐらいに惜しい。
で、福井の名物は何があるのか。高級食材の越前ガニはさておいて、おろし蕎麦、水羊羹、鯖・・・・・、と調べていったところ、ソースカツ丼も有名であるらしいことがわかった。海鮮丼チェーンの若狭屋でも、店によってはソースヒレカツ丼をメニューに加えているぐらいなので、福井名物であることに長井秀和氏も「マチガイナイ」って言うと思う。
対する京都は、遡って4月29日に似たような投稿があるが、衣笠丼を持って来た。きつね丼を京都特有の呼び方をするとこうなるのだが、しばしば丼のダシ味とソース味の両方を食べたくなる僕には持って来いの食べ方だ。衣笠側のダシ汁は少なめで作らないとソースカツ下の土台の白ご飯部分が残らないので、溶き卵は固めに仕上げた方が良く、ツユだく好きの方には物足りないかも知れない。カツには刻みキャベツを敷いてカラシとマヨネーズを添えたのだが、これはもう10年ぐらい前、阪神高速湾岸線泉大津パーキングエリアで初めてソースカツ丼を食べたときにこうなっていたので、僕のソースカツ丼に対する第一印象、固定観念、思い入れもこうなっている。
今回、最終回スペシャル85分ぐらいでお送りしようと思ったのですが、このへんにしておきます。
                                               サラリーマンNAO (17)



  

Posted by kyo-miti  at 01:42コメント(0)グルメ