僕は鍋を食べるときの進行状況には別段うるさくなく、鍋奉行とまではいかないが、バイキング料理と焼き肉に関しては、担当部長代理補佐心得心待ちを自称出来るぐらいに思っている。
バイキング料理を食べるにはマナーが大事で、かつ、並んでいる料理の種類は出来るだけクリアーしたい。お店の方からしても、お客さんに満足して欲しいに違いない。
身内でバイキング料理を食べに行ったら、自称バイキング料理担当部長代理補佐候補の僕からみんなに、冷製地区担当、温製地区担当お惣菜兼務、炭水化物特命などの口頭辞令を発令する。担当を決めて重複しないように料理をピックアップし、それを分けて食べるのだが、料理台が本店又は本部だとすれば、我々の席は支店又は支部を開設したことになるだろうか。もちろん、料理を皿に取る際、きれいに盛り付けるよう訓示もしている。
さて少し前に、義妹が京都を訪ねて来たので、家族と共に柳馬場通三条下ルの松富や壽いちえでバイキングを食べて来た。食材から調味料に至るまで自然・安全をモットーにされている町家のお店だ。もちろん、我々もきれいに食べることをモットーにしなければならない。お店に入る前から、先ほどの料理地区担当の内示を出しておいたので、お店では各人スムーズに料理をピックアップ出来た。
美味しい。上品に味付けされたおばんざいは人気があって、店内(町家なので、室内という感じもするが)は結構混んでいる。庭を観ながらおばんざいを食べるって、このシチュエーションだけでも健康な気分になった。
健康がますます叫ばれるなか、こういったお店にはまた行きたいと思う。
                                           サラリーマンNAO  (号外51)


      
  

Posted by kyo-miti  at 11:10コメント(0)グルメ