2010年06月30日

京都の和菓子

夏を迎えるにあたっての邪気払いのお菓子「水無月」があります。小豆を外郎に載せたこのお菓子、小豆は、魔よけの力を持つ邪気を払うものとして載せています。また、三角の形をしているのも、魔よけ、厄病よけ、の意味が込めらているのだそうです。6月30日には、「夏越しの払え」という行事が行われます。京都の各神社で、暑い夏になる前の穢れや災いをはらう神事が行われるのです。このお菓子は、古来より、その6月30日に、食べるもの。京都の人々が、厄をのがれ、夏を迎えようとする気持ちを込めて食してきたものです。  

Posted by kyo-miti  at 13:50コメント(0)スイーツ