2010年07月10日

朝顔多く

みなさん、いかがお過ごしでしょうか。

早いもので、もう祇園祭が始まる頃に。
梅雨明けもそろそろでしょうか。
河川敷や川床が賑わう時期になりつつ。
ビアホールも、忘れちゃいけません(笑)ICON65

今日紹介するのは、御所のすぐ東、寺町通沿いにあるお寺さん。
その名を、廬山天台講寺、一般に、廬山寺と呼ばれています。



このお寺さんですが、藤原為時の娘藤式部、通称紫式部の邸宅があった場所にあります。
紫式部と聞けば石山寺を想う方もいらっしゃるでしょうが、実は、紫式部が生活を送った場所こそが、この廬山寺がある場所ICON35
つまり、紫式部が育ち、娘の賢子大弐三位を育て、源氏物語や紫式部日記を書いた場所なんですICON59
そう考えると、この廬山寺さんに参るのも、何だか、畏れ多くもゆゆしい感じが。

さて、このお寺さんでは、今、朝顔が見頃です。
といっても、平安時代の朝顔、現在の桔梗です。
白砂に浮かぶ島に桔梗がたっぷりと植えられています。
桔梗を売りにした庭というのも、なかなか珍しいのではないでしょうか。





この庭、源氏庭と呼ばれているそうで、平安朝の「感」を表現したものだとか…ブツブツ
僕には、さっぱりわかりません。

桔梗は9月まで咲いているそうです。
平安朝の「感」なるものがわかる方、説明プリ~ズっ

では、また。  

Posted by kyo-miti  at 04:35コメント(0)社寺・仏閣・建物