足腰の健康に御利益がある護王神社に行ってきました。
護王神社には和気清麻呂と姉の広虫姫が奉られています。

また猪が奉られていることで有名です。

鳥居前には獅子・狛犬の代わりに狛猪の石像があります。

なんでも和気清麻呂が大隅国へ流罪になる際、政敵である道鏡の刺客に襲われ足を怪我した際、突如どこからともなく300頭の猪が現れ、和気清麻呂を助け、道案内をしたおかげで目的地に無事たどり着けたという言い伝えがある。

姉の広虫姫は戦乱で孤児となった83名の子供をを養子に育てたことで「子育て・保育の神様」として有名です。

場所は京都御所の蛤御門の向かい、烏丸通りに面しています。

旅の無事を祈願したり、足腰の病気・怪我の回復を願う人、マラソンランナーの方はぜひご参拝ください!


tomohiro
  

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2010年07月19日

老松の夏蜜柑

老松という和菓子やさん御存じでしょうか??
正式には“有職菓子御調進所”という肩書がついています。
店舗は嵐山と北野の天神さんの近くにあります。

北野店では洋菓子を売っていたり、和菓子作りの体験教室をしていたりするそうです。
嵐山店は渡月橋から美空ひばり座や天龍寺を越えてもう少し行くとあります。
こちらでは茶房もあり、注文ごとに本わらび粉を練り上げてつくられる本わらびもちなどをいただくことができます。

この老松さんに夏になると登場するのが「夏柑糖」


夏みかんの果汁を寒天で固めたもので、とてもみずみずしく、さわやかな美味しさです。

でもこちら、実はびっくりするお値段がします。一個1460円。
なぜこんなお値段なのか?

それはひとつひとつ手作りだからです。
皮を傷つけないように切り口から竹べらを介添えにして中の小袋を一つ一つ丁寧に指で取り出すそうです。
その後の工程ももちろん手作業です。
手づくりにこだわることによって夏柑糖のさっぱりした後味が生まれるそうです。

また、「夏みかん」自体が貴重なものになってきているということもあると思います。
最近は甘夏が多く出回っていますが、甘夏は夏みかんの改良種なんだそうです。
昭和四十五年ごろより産地の甘夏などへの移行やその後のグレープフルーツの自由化により、年々畑地が減少し、元産地の萩と和歌山県の一部に残るのみとなっているということです。

たしかによく考えると、「夏みかん」って聞きなれてはいるけど、見たことがないです。
この夏柑糖はほんの少し苦くて、後味はすっとさわやかな味です。
果汁がたっぷり入っているのでしょう。
きっと夏みかんもこんな味がするのでしょうね。

1460円出しても食べる価値は絶対あります!
是非一度御賞味下さい☆

老松:http://www.oimatu.co.jp/
  

Posted by kyo-miti  at 14:29コメント(0)グルメ