以前はほぼ毎日、大阪へ営業に行っていたのだが、夕刻になると駅近辺の飲み屋街で良く見かけたのが、二度づけお断りの立ち食い串カツ屋さん。会社に戻らないといけないので、まさか立ち寄るわけにもゆかず、直帰OKのときに東京から出てきた同僚と一度行ったきりだった。でも、今住んでいるウチの近くに、二度づけお断り串カツ屋さんが出来ていて、ときどき行っている。お店は、印 蛸薬師3号店。柳馬場を西に入ったところにある。写真のように、マルのなかに印という、ハンコ屋さんのような屋号の書き方にも、僕には好感が持てる。
僕は小学生のとき、将来はハンコ屋さんになりたいと思ったことがあって、ディスカバージャパン時代の国鉄の駅のスタンプを集めたり、ゴム盤や木型を彫ったり、今から考えると自分でも究極なのが、ホラ、取引企業さんが納品に来られたとき、丸いスタンプで真ん中の日付けが変えられて、上には「検」、下には自社の名前が入った検品のゴム印があるでしょう。僕はあれを小学5年生のときにハンコ屋さんに注文して作ってもらった。35年ぐらい前で、確か2千5百円ぐらいしたと記憶しているのだが、とにかく小遣いをはたいてあれを買ったぐらい、ハンコが好きだったのだ。もっともハンコ屋さんからは、君はこれを何に使うの?と訊かれたのも覚えている。
もっともこの串カツ屋さんは、僕が小さいときにハンコ好きだったので飲みに来ている、なんて思っておられないでしょうね。安くて美味しいですよ。
                                                サラリーマンNAO(38)



  

Posted by kyo-miti  at 01:34コメント(2)グルメ