京都のアーケードのある商店街を紹介するシリーズ、その9。
本シリーズは、地元の人達が日々行くような商店街をアップしているが、前に新京極商店街を書いたからには、市内中心部の他の商店街も紹介しなければ公平感が保たれないような感じもしてきた。という訳で、今回は京都のメインストリート、四条通りをあらためて歩いてみることにする。この通りは家から歩いて5分ぐらいの距離なので、僕にとっては地元だ。
  ①           ②           ③

鴨川より西、四条烏丸までが四条繁栄会商店街で、店舗が多く、どこに寄ったらいいのか考え込むが、今回、近くても普段はなかなか行く機会の無い喫茶店に入って一服してみることにした。三軒たて続けに喫茶店に入って三服した訳ではなく、三日に分けて行ったので、念のため。


① 林万昌堂
新京極と寺町の間にある、甘栗でご存知のお店。2階の茶房へは店舗左側のちょっと目立たないようなエレベーターを使うが、なんだか空港や競馬場の専用ラウンジの扉を開けるような気分になる(僕だけかな)。四条通りを見下ろすテーブル席でコーヒーと、このお店しか置いていない栗のけーきを注文。さっぱりして美味しかったです。
② イノダコーヒ四条支店B1・B2
大丸京都店西隣りの京都証券ビル地下1・2階にある。地下1階は全席喫煙可、地下2階は全席禁煙。フードメニューは地下2階の方が若干多い。やっぱりイノダコーヒ(コーヒーではない)は、砂糖・ミルク入りのホットコーヒーかレモンアイスを使ったコーヒーフロートかな? 地下の落ち着いた雰囲気で、僕にとってはラウンジ気分のお店です。
③ 生きている珈琲
通り北側の麩屋町と富小路の間の地下にある。メニューを見ると、熱風低温焙煎のブレンド赤はコクと苦みのバランス、白はさっぱりとした後味とあり、赤をオーダー。ワインみたいだが、ロゼ、というのはなく、タバコによく合うストロングのスモーキング、というのもあった。店内はラウンジのようなダークブラウンの雰囲気で落ち着きます。
  ④           ⑤           ⑥

  
鴨川より東、八坂神社石段下交差点までが祇園商店街。祇園、となるとやっぱり夜に歩いてみたいので、夕方以降に寄ってみた3軒をアップしますね。




④ 祇園喫茶 カトレヤ
店内はレトロ調の喫茶店で、すごく落ち着いてコーヒーが飲めます。遠方から家に訪ねて来られた方々と東山界隈を散策して休憩に立ち寄ったら、京都の街はええのう、とひとこと言われたのですが、たぶんこのお店の印象が良くてこういう会話になったのでしょうね。八坂神社の御神水でコーヒーを淹れておられるようです。
⑤ ローソン八坂神社前店
写真のように看板は通常のコーポレートカラーではなく、白地に黒の表記、もちろん24時間営業です。京都市市街地景観整備条例だったと思いますが、ご存知のように、京都は場所によって看板の色の規制があって、他の大手企業さんでも看板の色が通常と異なるケースは結構あります。格子状の造りも京都らしいですね。
⑥ 和菓子 福栄堂
金曜の夜、日付けも変わろうとしている時間でもお店を開けておられる和菓子屋さんがあったので覗いてみた。1個から買えるお菓子は置いておられるのか訊いてみたところ、桜餅があったので買って食べる。美味しいけれども、こんな時間の商店街での食べ歩き、さすがの「せのぶら」の番組でも、採り上げたこと無いでしょうね。



左写真 四条烏丸交差点

右写真 祇園石段下交差点

  
                                             サラリーマンNAO(号外86)  

Posted by kyo-miti  at 00:01コメント(0)ショッピング