龍馬が駆けた河原町 サイゼリヤ ミーナ ラウンドワン
http://ktjoren.kyo2.jp/e161788.htmlの続きです。
現代にタイムスリップして来られた坂本龍馬氏を、今の河原町へ案内する第二話。前回は龍馬氏と2軒の飲食店へ寄ったらお腹一杯になり、さかもっちゃん、違う違う、失礼致しました、龍馬氏に案内の続きをするのだが、どこへご一緒しよう(僕がこんな呼び方をしたのは、皆さん、龍馬氏に内緒にしておいて下さいや)。
先ず見てもらいたい現代のお店はサイゼリヤ。全国チェーンのファミレスは、(人口密集地で路上喫煙禁止区域と仮定した)市内中心部ではなかなか見当たらないのだが、サイゼリヤだけはこの区画に2店舗ある。先ごろ出来た京都河原町通店も建物2階にあり、1階間口がそれほど広くないので、龍馬氏が河原町通りを駆けたら見落としてしまうかもしれない。スキップ程度でお願いしようと思う。ご存じの方もおられると思うが、メニューの殆どの金額下一桁が9円だ。龍馬さん、注文するのにコールボタンというものを押したり、飲み物をドリンクバーまで自分で取りに行ったり、お冷やも自分で汲みに行くのですよ。僕はじっとしているのが苦手なので(子供みたいだ)、足を運ぶのは却って楽しいぐらいだ。でも、龍馬氏にイタリアンメニューをどう説明したらいいのだろう。フォッカチオって、皆さん、どんなものか隣のテーブルのお客さんに説明出来ますか?
次に案内するのは、河原町を逆に上ってmina京都。四条烏丸にCOCONが出来たときは、京都の六本木ヒルズと(僕が個人的に)呼んでいたのだが、それに続いて、新丸ビルのようなところが出来たと(僕が個人的に)思っている。僕はユニクラーを自称していいのかわからないが、確かに5階、6階は毎週のように来ている。ぜひ龍馬氏にヒーテックをお土産に持って帰ってもらいたい。しかしこのあいだのバーゲンのときのレジの行列、凄かったですよ。1階には高級ブランドチョコレート店のカフェもあって、オープンスペースでお茶を飲むのも、龍馬さんに体験してもらいたい。
また河原町を下がって、龍馬さんをお連れしたいのはラウンドワン。京都中心街にも、このようなアミューズメントスポットなるものが進出しているのですよ、龍馬さん。ボーリングやカラオケは理解していただけるとして、ゲームセンター、特にUFOキャッチャーはどうご説明差し上げよう。なにしろ対戦相手は機械なので、内野聖陽的坂本龍馬氏だと、「そんなもん、最初っから金払ってぇ、チョコレートなるものを買ってしまえばそれでええがなぁ」と仰ると思うが、現代ではおカネを払って戦いに挑むこともあるのですよ、龍馬さん、と説明したらそれでええがな。実は僕はUFOキャッチャーが好きなのだ。南方仁さんは医師免許をお持ちなのだろうが、僕はこれといった資格は無いものの、もしUFOキャッチャー免許というのが出来れば、是非受験しようと思っている。写真は100円で捕った戦果なのだが、ここまで現代を見せ付けられた龍馬氏、「わかった、わかった、わしゃーもう文久の時代に帰らしてもらうがな」と言われると思う。
また現代の京都に来て下さい。お待ちしています。
サラリーマンNAO (号外38)
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