坂本龍馬を追いかけると、新撰組もおのずと絡んできますので
そんなわけで其の参は僕の地元(京都駅周辺)にて新撰組を探してみました

(今日は龍馬先生は河原町へ行っているみたいですしね)


新撰組は慶応3年6月、西本願寺から近くの不動堂村に屯所を移しましたが
王政復古の大号令により、約半年で退去することに
屯所の面影は何も残っていないため幻の屯所とも呼ばれているそうです
リーがロイヤルホテルの前に石碑があります


不動堂 明王院(ふどうどう みょうおういん)
屯所の不動堂村の名前の由来になったお堂です
中には、不動明王、弘法大師、役行者が祀られています







ICON179禁門の変ICON179でこの辺りも焼き出されたそうですが、お不動さんは井戸の中に入っていたため、奇跡的に助かったようです

場所はicon24京都駅前の塩小路通りを西へ堀川通りへ出る前の細い油小路通りを南へ入ったところ




そして、そこから次は逆に油小路通りを北へ塩小路通りを渡って少し行くと本光寺と言うお寺が見えてきます
その横にある石碑がこちら


この石碑は
「伊東甲子太郎外数名殉難地碑」

~伊東甲子太郎~
新撰組内で近藤勇・土方歳三らと対立から
高台寺党(御陵衛士)を結成

しかし、「局中法度」の
「組を抜ける者には死あるのみ」により
近藤勇の妾宅での酒宴から帰る途中に
暗殺されてしまいます。そして

遺体を引き取りに来た高台寺党の同志
藤堂平助らも、待ち伏せていた新撰組と
乱闘となり惨殺される結果となりました




新撰組が不動堂屯所での短い在住期間の間に

伊東甲子太郎が高台寺党の結成、そして暗殺

坂本龍馬の暗殺と

その嫌疑を掛けられた三浦休太郎を狙った天満屋事件と様々な事件が相次いつぎました



最後はその天満屋事件跡碑へ
油小路通りをさらに北へ七条通りを越え歩くこと約5分ぐらい?


とてもわかりづらい場所に見逃してしまいそうな小さな石碑があります

地元でも新選組が関連した事件の碑ってことを知らない人もいそうなくらいお地蔵さんの横にひっそりと建っています




~天満屋事件~
慶応3(1867)土佐の海援隊(坂本龍馬の同志)が料理旅館天満屋に泊まっていた紀州藩の三浦休太郎を坂本龍馬暗殺の首謀者と思い込み襲撃、警護していた新選組と激しい乱闘となり
結果、十津川郷士の中井庄五郎と、新撰組の宮川信吉・舟津釜太郎が討死にました

石碑には「中井庄五郎殉難地碑」と刻まれています




この細い油小路通りだけでこんなにもたくさんの事件があったんですねICON90

  

Posted by kyo-miti  at 15:03コメント(0)坂本龍馬
http://ktjoren.kyo2.jp/e161788.htmlの続きです。
現代にタイムスリップして来られた坂本龍馬氏を、今の河原町へ案内する第二話。前回は龍馬氏と2軒の飲食店へ寄ったらお腹一杯になり、さかもっちゃん、違う違う、失礼致しました、龍馬氏に案内の続きをするのだが、どこへご一緒しよう(僕がこんな呼び方をしたのは、皆さん、龍馬氏に内緒にしておいて下さいや)。

先ず見てもらいたい現代のお店はサイゼリヤ。全国チェーンのファミレスは、(人口密集地で路上喫煙禁止区域と仮定した)市内中心部ではなかなか見当たらないのだが、サイゼリヤだけはこの区画に2店舗ある。先ごろ出来た京都河原町通店も建物2階にあり、1階間口がそれほど広くないので、龍馬氏が河原町通りを駆けたら見落としてしまうかもしれない。スキップ程度でお願いしようと思う。ご存じの方もおられると思うが、メニューの殆どの金額下一桁が9円だ。龍馬さん、注文するのにコールボタンというものを押したり、飲み物をドリンクバーまで自分で取りに行ったり、お冷やも自分で汲みに行くのですよ。僕はじっとしているのが苦手なので(子供みたいだ)、足を運ぶのは却って楽しいぐらいだ。でも、龍馬氏にイタリアンメニューをどう説明したらいいのだろう。フォッカチオって、皆さん、どんなものか隣のテーブルのお客さんに説明出来ますか?

次に案内するのは、河原町を逆に上ってmina京都。四条烏丸にCOCONが出来たときは、京都の六本木ヒルズと(僕が個人的に)呼んでいたのだが、それに続いて、新丸ビルのようなところが出来たと(僕が個人的に)思っている。僕はユニクラーを自称していいのかわからないが、確かに5階、6階は毎週のように来ている。ぜひ龍馬氏にヒーテックをお土産に持って帰ってもらいたい。しかしこのあいだのバーゲンのときのレジの行列、凄かったですよ。1階には高級ブランドチョコレート店のカフェもあって、オープンスペースでお茶を飲むのも、龍馬さんに体験してもらいたい。

また河原町を下がって、龍馬さんをお連れしたいのはラウンドワン。京都中心街にも、このようなアミューズメントスポットなるものが進出しているのですよ、龍馬さん。ボーリングやカラオケは理解していただけるとして、ゲームセンター、特にUFOキャッチャーはどうご説明差し上げよう。なにしろ対戦相手は機械なので、内野聖陽的坂本龍馬氏だと、「そんなもん、最初っから金払ってぇ、チョコレートなるものを買ってしまえばそれでええがなぁ」と仰ると思うが、現代ではおカネを払って戦いに挑むこともあるのですよ、龍馬さん、と説明したらそれでええがな。実は僕はUFOキャッチャーが好きなのだ。南方仁さんは医師免許をお持ちなのだろうが、僕はこれといった資格は無いものの、もしUFOキャッチャー免許というのが出来れば、是非受験しようと思っている。写真は100円で捕った戦果なのだが、ここまで現代を見せ付けられた龍馬氏、「わかった、わかった、わしゃーもう文久の時代に帰らしてもらうがな」と言われると思う。
また現代の京都に来て下さい。お待ちしています。
                                            サラリーマンNAO  (号外38)   

Posted by kyo-miti  at 02:37コメント(0)坂本龍馬