2009年09月25日
待ち合わせ。
京都の人と待ち合わせをしようとした場合、もっともわかりやすい場所といえば・・・・。
『土下座の像前』
こういえば大抵の人にはわかってもらえるはずです。
場所は京阪三条駅地上あがってすぐの場所。
「高山彦九郎」。これが本来の名前です。
そして実際は土下座してるわけではなく、京都に出入りする度に御所に向かってひれ伏していたことから
この銅像の形になったそうです。
先ほど[京都に出入り]と書きましたが、彼は群馬県の人です。
群馬で生まれた彼がなぜ何度も京都に来たのか・・・・・。
それは・・・・・
幕藩体制が揺るぎだした頃。まだまだ幕府の権力が強い時代に尊王を唱え幕府を批判し、
尊王の旅と交遊の詳細な日記を残しつつ全国をまわりますが、幕府の締め付けのためか久留米で
自害したそうです。
って長々と説明しましたが、実際京都に住んでても彼が何をしてなぜこの銅像が建ったかを
知ってる人は少ないと思います。
頭の片隅にでもこの説明を置いてこの場所でまちあわせをしてみたら
ちょっとは違う風景が見える・・・・・・・・かも?
Posted by kyo-miti
at 21:40
│コメント(0)