2010年02月27日
福寿園京都本店 京の茶寮でドリア
このあいだ、飛行機の中(また書いてる)で南極料理人という映画を観たと書いたのだが、帰りの便ではミッドナイトイーグルという映画を選んだ。内容を簡単に書くと、秘密工作隊による仕業から日本国民を守るため、大沢たかおさん演じる西崎カメラマンと吉田栄作さん演じる自衛隊員が雪山で犠牲にならざるを得なくなるのだが、その手段をやむなく決定する総理役を演じたのは藤竜也さんだった。総理が対策本部室で、もう父親に会えなくなる西崎カメラマンの息子に対し、「悪いのはみんなこのおっちゃんやで」と子供目線になって自分自信のことを詫びるシーンが出てくるのだが、またここでも涙が出てきて困った。子供を引き取っている西崎カメラマンの義妹役の竹内結子さんも悲しいと思うけれど、僕だって悲しい。
ストーリーそのものにも感動したのだが、僕は学生時代に藤竜也さんから、これまでの人生で23番目ぐらいに記憶に残る、ある一つの教えを授けてもらったことがあるのだ。これももう25年ぐらい前、たまたま視ていたドラマ(タイトルは忘れました)で、藤竜也さんと三田佳子さんが別居状態の夫婦役を演じていて、母親役の三田さんが引き取っている一人娘を、父親役の藤さんがこっそり食事に連れ出し、二人でガラス張りの明るいカフェに入る。そのとき親子でドリアを注文したのだが、当時僕はドリアという食べ物を知らず、ウェイトレスが持って来るシーンも結構カメラを引いていて、料理そのものははっきり映らなかった。ただ藤さんが娘に「熱いので気を付けて食べなさい」と言うセリフがあったので、ヤケドしかねないものとだけはわかった。
それから数年後、今までにも書いたファミレスのキッチンでバイトを始めると、メニューに数種類のドリアがあったのだ。これだ、これ、ドリア。藤竜也さんがこの僕に存在を教えてくれたのは。もう感動ものだった。
このファミレスはドリアの注文がよく通る。いままで存在を知らなかった分の仕返しというか、お返しというか、数え切れないほどのドリアを焼き上げた。
で、今回食べたのは、四条富小路角にある福寿園京都本店2階、京の茶寮のシーフードドリア。香り高い玄米茶飯を使っているとの事で、サラダ、デザートが付いて900円。熱いので僕も気を付けて食べた。
今度、家族でテレビを視ていて藤竜也さんが出て来られたら、娘に子供目線で、「パパにドリアを教えてくれはったんは、このおっちゃんやで」と言うつもりにしている。
サラリーマンNAO (21)

ストーリーそのものにも感動したのだが、僕は学生時代に藤竜也さんから、これまでの人生で23番目ぐらいに記憶に残る、ある一つの教えを授けてもらったことがあるのだ。これももう25年ぐらい前、たまたま視ていたドラマ(タイトルは忘れました)で、藤竜也さんと三田佳子さんが別居状態の夫婦役を演じていて、母親役の三田さんが引き取っている一人娘を、父親役の藤さんがこっそり食事に連れ出し、二人でガラス張りの明るいカフェに入る。そのとき親子でドリアを注文したのだが、当時僕はドリアという食べ物を知らず、ウェイトレスが持って来るシーンも結構カメラを引いていて、料理そのものははっきり映らなかった。ただ藤さんが娘に「熱いので気を付けて食べなさい」と言うセリフがあったので、ヤケドしかねないものとだけはわかった。
それから数年後、今までにも書いたファミレスのキッチンでバイトを始めると、メニューに数種類のドリアがあったのだ。これだ、これ、ドリア。藤竜也さんがこの僕に存在を教えてくれたのは。もう感動ものだった。
このファミレスはドリアの注文がよく通る。いままで存在を知らなかった分の仕返しというか、お返しというか、数え切れないほどのドリアを焼き上げた。
で、今回食べたのは、四条富小路角にある福寿園京都本店2階、京の茶寮のシーフードドリア。香り高い玄米茶飯を使っているとの事で、サラダ、デザートが付いて900円。熱いので僕も気を付けて食べた。
今度、家族でテレビを視ていて藤竜也さんが出て来られたら、娘に子供目線で、「パパにドリアを教えてくれはったんは、このおっちゃんやで」と言うつもりにしている。
サラリーマンNAO (21)
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