2009年09月20日

夏の未練其の弐

前回僕が9月18日に書いた、今年の夏は夏らしいことをあまりやらなかったので、今のうちに夏の何かをやってしまいたい第二弾。二つめは家で流しそうめん。
話しは突然変わりますが、先日出張で東北地方へ行き、とあるパーティーに出席したのだが、壇上で後で行われるわんこそば大会に出場するよう急遽特命を受けた。早食い競争のようなものは今までに参加したことが無いし、京都代表選手として頑張るようにとも告げられ、いきなりのプレッシャーと云うか、病院で精密検査の結果を聞く時間を待つような心境と云うか。出場時間が来るまでパーティーで出されているビュッフェ料理に手が付けられなくなった。しかし考えてみれば、普段から同じく特命を受けている只野仁係長と較べればこの任務はさしたる危険はない、と思うと急に気が楽な方向へ向かいつつ、さっきコンパニオンさんが「何かお料理でもお持ちしましょうか」と訊いてくれたのに遠慮したことを後悔しだしたりする。
大会の結果は・・・・、それより、わんこそばは早食い競争のような目で見がちだが(僕だけかな)、本来はお客さんにたくさん食べてもらいたいという、もてなしの食文化である。会場内で近くに居られた人がそう話されているのを聞いたとき、京都の麺類における食文化、そう云えば流しそうめんも有るなあ、貴船あたりへ行って流しそうめん食べたいなあ、でも京都の奥座敷にそう簡単に足が向かないしなあ、今年も行かなかったなあ、と、そんなことを考えた。
でもウチの娘は今年の夏、流しそうめんを食べて父親(僕)に代わって夏の何かをやりたい気持ちを晴らしてくれていた。義父は家で水道屋さんを営んでいるので、各種パイプでラインを作り、義母がそうめんを流して訪れている孫を楽しませてくれていた。僕もこれでいいから食べたかったなあ、でも写真を見ると、ラインにはつなぎ部品やクリップまで使ってなんだか凄い装置のなかで食べているようにも見えるなあ、娘が学校で「土管でそうめんを食べた」なんて変な言い方してないかなあ。
それより、この稿の中で何か書き忘れているような・・・・、思い出すのがジャマ臭いので、とにかくパイプで流しそうめんのラインを作れば今からでも夏の何かは楽しめますよ。
                                            サラリーマンNAO (号外21)
                                  
夏の未練其の弐



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Posted by kyo-miti  at 23:31 │コメント(0)体験

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