2011年09月19日
並河靖之七宝記念館
明治・大正時代の七宝家・並河靖之の旧宅。
並河靖之の作品は、有線七宝という技法を用い、
小さな空間に名所などの風景、花や鳥が
描かれているのが特徴。
画像ではお伝えできないのですが、
作品を見ていると細かなところまで表現された繊細さと
また小川治平衛が手掛けた琵琶湖疎水を引いた
庭園も見どころ。
外国からのお客様を迎えるために、高めに造られた
鴨居、柱のない縁側、洋間と和室では高さの違う
障子の明かりとりなど、お庭をどこからでも楽しめる
邸宅のつくりからも、そのお庭がすばらしいことが
伝わります。nana
【交通】地下鉄東西線東山駅下車。1番出口より徒歩3分。
9月30日までは、受付時間 10:30~15:00。