2009年09月25日
待ち合わせ。

京都の人と待ち合わせをしようとした場合、もっともわかりやすい場所といえば・・・・。
『土下座の像前』
こういえば大抵の人にはわかってもらえるはずです。
場所は京阪三条駅地上あがってすぐの場所。
「高山彦九郎」。これが本来の名前です。
そして実際は土下座してるわけではなく、京都に出入りする度に御所に向かってひれ伏していたことから
この銅像の形になったそうです。
先ほど[京都に出入り]と書きましたが、彼は群馬県の人です。
群馬で生まれた彼がなぜ何度も京都に来たのか・・・・・。
それは・・・・・
幕藩体制が揺るぎだした頃。まだまだ幕府の権力が強い時代に尊王を唱え幕府を批判し、
尊王の旅と交遊の詳細な日記を残しつつ全国をまわりますが、幕府の締め付けのためか久留米で
自害したそうです。
って長々と説明しましたが、実際京都に住んでても彼が何をしてなぜこの銅像が建ったかを
知ってる人は少ないと思います。
頭の片隅にでもこの説明を置いてこの場所でまちあわせをしてみたら
ちょっとは違う風景が見える・・・・・・・・かも?
2009年09月25日
あつもりそば
最近お蕎麦を食べによく行くのですが、ちょっと珍しいお蕎麦を見つけました。
蒸し蕎麦という新しい感覚は一度行かれてはと思います。
「竹邑庵太郎敦盛」というお店で、御所の西側。玄関口にそばはくすりと書いてあります。
ちょっと隠れ家的なお店。
玄関で靴を脱ぎ、一階と二階に席があります。
蕎麦の量を一斤、二斤というのも古めかしくて、オペラ系のBGMはちょっとおもしろい感じ。
檜の蒸籠の蓋を開けると、ふわっと湯煙が立ち上り、見ててわくわくします。
全粒紛の蕎麦粉を使っているらしくて、黒っぽい蕎麦が特徴的です。
お椀には、たっぷりの九条葱と生卵が入っており、熱々のタレ(汁のこと)を注ぎ入れ温かい蕎麦をからめて食べる。
蒸した蕎麦はふわっとしていて、ちょっと違う食べ物の感じ。
タレは甘口で蕎麦湯を入れてもコクがあります。
付け出しに梅干し(1個)が付いているが、透き通った蕎麦湯に加え梅干しを入れ、崩して飲むとこれが意外に美味!!
ここは開業20年目だそうです。
蕎麦好きのサラリーマンNAOさんは行かれましたか?もり蕎麦オンリーかな?
ゆみ

「竹邑庵太郎敦盛」(ちくゆうあんたろうのあつもり)
京都・椹木町烏丸西入ル下ル(楠小路内) 駐車場なし
TEL 075-256-2665 11:00~15:00日祭日休
あつもりそば 一斤 820円
一斤半 820円
二斤 970円
敦盛金箔そば 1,800円
追っかけ皿そば(冷たい蕎麦)820円+100円(追加)